ララ(中々みどり)のブログ

日常の出来事、LGBT関連の特に性同一性障害のMTFの話などを記載していくつもりです。

性別変更を取り消し⁉︎  性同一性障害を語った偽物が実在してましたよ‼︎

昨夜2月1日の夜に配信された、Yahoo!ニュースで「性別変更の取り消し、家裁が認める  医師(誤診)した」と言うタイトルの記事がありました。



Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000077-asahi-soci



記事には「自身を性同一性障害と思い込み、性別適合手術=性転換手術をタイで行い、その後、性同一性障害の診断書を貰った後、性別変更の手続きが終了したが、その後の生活の中で実際は性同一性障害では無かったと分かったから、性別変更の取り消しを行なった」という内容が記されています。


また、性別変更に至るまでの経緯は、原告が性同一性障害と思い込んで精神科を受診し、タイで性転換手術を受けた後に性同一性障害の診察を受けて診断書をは発行してもらい、その後に戸籍の性別変更の手続きを終了してます。


ここで、日本精神神経学会の正規ガイドラインで診察を受けた性同一性障害の該当者なら分かると思いますが、診察から性別変更申請までの手順が明らかに間違ってるのに気付きます。

本来なら「性同一性障害の診断→性同一性障害と認定→ホルモン治療→性転換手術→性転換手術完了証明書→戸籍の性別変更申請→性別変更完了」となるのが正常なんです。



私は原告の行動に、ある疑問を感じました。


「これって、故意に正規ガイドラインとは違う手順で性別変更手続きまで済ませたんじゃないの?」


「ただ単に、今の性別で生活するのが嫌になって、別の性別が楽で生活しやすいと勘違いしてただけじゃないの?」


「ひょっとして、異性装に魅力を感じ、その思いがエスカレートして異性装と同じ性別になりたいと思っただけじゃないの?」


「自身が性同一性障害じゃないと最初から分かってて、正規ガイドラインで診察されたら性同一性障害と認定して貰えないと知ってるから、意図的に別の初診と数回の問診だけで直ぐに診断書が貰える病院で診察してもらったんじゃないの?」




私が原告の行動から導き出した答えは・・・


最初から原告自身が性同一性障害では無いと分かっていた。

でも、最初の性別での生活に不満を感じてしまい、別の性別で生活したら不満が無くなると思い込んでしまい、性転換手術と戸籍の性別変更をしようと考えた。


しかし、正規ガイドラインでの診断を受けると間違い無く性同一性障害の診断書が貰えないと分かっていて、簡単な初診・問診だけで性同一性障害の診断書を貰える病院を受診した。


同時期にタイでの性転換手術を実施した後、先に性転換手術が完了してる既成事実を作っといて性同一性障害の診断書をもらいやすくした。


その後、性同一性障害の診断書を発行してもらい、性別変更の手続きをした後に手続きが完了した。


ところが別の性別で生活してみたら厳しい世界が待ち受けていて、別の性別で生活するのが、最初の性別で生活してた時よりも不満が大きかったことに気付き、結局最初の性別に戻りたいと思った。


多少の違いがあると思いますが、たぶん上記のような理由で、性別変更の取り消しを申し込んだと思います。


ちなみに性同一性障害と診断しま医師は、正規ガイドラインでの診察を行わずに、簡単な初診と問診程度の診察しか行なっていなかった医師だと思いますので、結果、その医師は「誤診した」としか言えなかったのでしょう。

でも、このような間違った診察方法を行なってる医師は「誤診するしれない」と思っていたはずで、ひょっとしたら「適当に診察してたのがバレたか!」と思ったかもしれません。


もしも原告が、性同一性障害の診察を正規ガイドラインで病院を受診していたのなら、約1年の診察を受けているうちに「思い込み・勘違い・故意に嘘をついている」ことがバレて、性同一性障害の診察を途中で病院側から取り消され、二度と正規ガイドラインでの性同一性障害の診断書を受けられなくなり、最悪の場合は性同一性障害とは別の精神病で診察が開始されたでしょう。

何故なら、正規ガイドラインでの性同一性障害の診察は、以前の私のブログでも多少述べてますが、約1年間をかけて次のような診察や検査・テストを行うからです。


⚫︎脳のスキャン=脳障害が原因か?

⚫︎適性テスト=正確な判断が出来ているか?

⚫︎心理テスト=感情や妄想に流されやすいか?

⚫︎血液検査=遺伝子・染色体などが原因ではないか?

⚫︎嘘発見器=話してる事に嘘がないか?

⚫︎問診=幼少から現在まで継続的違和感があったか?

⚫︎その他


問診は、幼少期から現在までの身体の性別に対する違和感が変わりなく続いているのかを、ある期間毎に細かく分け、例えば小学校時代→就職時→幼少期といったようにランダムに質問され、再度小学校時代の質問をしたりしながら、性別に対する違和感や生活・家庭環境の変化、各時期毎に性別に対する違和感を再認識した物事は何だったか?を話して、最終的に話を作ってないか?話しにツジツマが会うか?を判断されます。

それも問診と次の問診の間を約1ヶ月間空けて、前回の問診で何を話したか記憶出来ないようにしています。


つまり、故意に嘘を付いたり・思い込み・勘違いしていたら、必ず『嘘・思い込み・勘違い』と分かるシステムになってるのです。



私は、原告が女装サンだったのか、それとも男装サンだったのかを知りませんが、明らかに、


『自分はMTFだと語った偽物』

もしくは

『自分はFTMだと語った偽物』


その内のどちらかひとつが、原告を表現出来る言葉だと感じさせる事例だと思いました。




みなさんは、今回のYahoo!ニュースの件を、どのように感じましたか?

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