ララ(中々みどり)のブログ

日常の出来事、LGBT関連の特に性同一性障害のMTFの話などを記載していくつもりです。

トランスジェンダーと性同一性障害・Xジェンダーと解離性同一性障害・トランスジェンダーと女装の関係

ネットなどで良く「トランスジェンダーと性同一性障害は別の意味で、同じでは無い」と言ってる人がいます。

本当にトランスジェンダーと性同一性障害は別の意味なのでしょうか?


実は、トランスジェンダーという言葉を最初に使った人物は、トランスセクシャル(性同一性障害のうち性転換手術を行なった人・もしくは性転換手術を必要とする人)で「自分自身のことを精神疾患と差別されたくない」と思って使い出した言葉で、現在は性同一性障害当事者全般を表す用語になってます。


確かに、トランスジェンダーは性同一性障害当事者が自称で使い出した言葉で、性同一性障害は医療分野で表した医学的な疾患名なので、自称と病名の違いはありますが、どちらも性同一性障害を当事者を表す言葉なので「性同一性障害当事者はトランスジェンダーに含まれる」と言って良いと思います。

ただ今の説明でだけなら「性同一性障害当事者とトランスジェンダーは同じ」と言って良いのでは?っと思った方もいらっしゃると思います。


では、何故「同じ」では無く「含まれる」となるなのでしょうか?

それはトランスジェンダーの中に、Xジェンダーの人も含まれているからです。


ちなみにXジェンダーとは、心の性別が男性・女性のどちらか明確では無い人のことを言い、次のように分けられます。

⚫︎男性の身体で生まれたXジェンダーは『MTX』

⚫︎女性の身体で生まれたXジェンダーは『FTX』

また、稀に性分化疾患(染色体異常・生殖腺異常等)で『フタナリ』や『半陰陽』・『インターセックス』と呼ばれる人の中にもXジェンダーの人が存在します。

なお、Xジェンダーの中で「心が男性と女性のどちらかハッキリ分からない」や「心が男性と女性の両方を持ち合わせている」の人がいますが、その症状が解離性同一性障害(多重人格等)と酷似している為「実際に診察してみたら、Xジェンダーと思われていた人が、実は解離性同一性障害だった」という事例も報告されていますので、現在「トランスジェンダーもしくはXジェンダー」と名乗っている方の中にも「本当は解離性同一性障害」の人も含まれているでしょう。


以前、私と面識があったり、ネットでやり取りした方の中に「XジェンダーでMTXの人かなぁ?」と思われる人が数人いらっしゃいました。

 そのXジェンダーかもしれない人達の話す内容は「心は女性ですけど、幼い時はハッキリとした身体に対する違和感を抱いていた訳では無く、ただ大人になるにつれて男性的な身体つきに変わるのが嫌で女性ホルモンを摂取を始めました。ただ性転換手術をするつもりは無いので、性同一性障害の診察を受けるつもりもありませんし、私の全てを知りもしない医師や他の人に私自身のことを決めつけて欲しくないです」という意見が殆どでした。


つまり

⚫︎私の心は女性だと認めて欲しい

⚫︎幼い時は身体に違和感を感じていなかった

⚫︎「いかにも男性!」と見られる身体つきは嫌だから

⚫︎女性ホルモンの摂取は自己判断と自己責任

⚫︎性転換手術はしないので性同一性障害の診察不要

⚫︎勝手に私の心の性別を決め付けないで欲しい

と主張してます。


ただし、私みたいに性同一性障害のMTFと女装サンの違いを述べた意見には、必ずと言ってよいほど

⚫︎「あなたの意見は間違ってる」

⚫︎「女装にも性同一性障害の人は居る」

⚫︎「MTFと女装を区別することは出来ない」

と反論してきます。

ただ、その反論の理由を尋ねると必ず

⚫︎「私には関係無い」

と、投げやりな回答をして逃げてしまいます。


私は、このようなMTXの方の考え方に、ある意味『無責任さ』を感じてしまいます。

反論するなら誰にでも分かる反論理由を述べ、またLGBT関連問題に対する自分自身の意見と理由を明確にして欲しいものです。


みなさんは、どう思いますか?

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