ララ(中々みどり)のブログ

日常の出来事、LGBT関連の特に性同一性障害のMTFの話などを記載していくつもりです。

長崎大学病院と、他のお店のオカマちゃん達と交流

私は半年に1回、ホルモンバランスや女性ホルモンの摂取による身体への悪影響や、その他に癌などの病気にかかってないか、長崎大学病院の産婦人科で血液検査してもらっています。

昨日の3月5日が検査日だったので行ってきました。




私がLGBT関連の記事をブログに上げる際に、長崎大学病院で性同一性障害のガイドラインによる診察を受け、性同一性障害のMTFだと認定されたことを話してますが「ネット上では、何とでも言えるから、あなたも嘘ついてるんじゃないの?」って思ってる人もいるかもしれませんので、写真を載せてみました。


写真には長崎大学病院の診察カードに受診票が写ってます。

また写真からは、私がもうすぐ51歳の性別が男性で、採血後に産婦人科で内分泌の診察を受けていることが分かりますよね?

ちなみに以前は注射器3本分の採血と採尿してましたが、前回から血液による分析が改善されたらしく採尿が無くなり、代わりに採血が注射器5本分になりました。


採血が終わって30分から1時間後に、ある程度の検査結果が分かるのですが、毎回だいたい同じ内容の話しがあるのですが、今回はいつもの話しにプラスして、今現在の私の体内にある男性ホルモンの数値に対して話しがありました。


医師の話しでは、私の男性ホルモンの数値が、通常女性が保有する男性ホルモンより低いみたいで、今の私は『女性ホルモンの塊』らしいです。

ここ最近、私が便秘気味なのは、男性ホルモンが少なくなったせいかもしれません。

あと、女性ホルモンの数値は女性としてなら正常の数値で、ホルモン以外も至って正常らしいです。


ちなみに私は『卵胞ホルモン剤・黄体ホルモン剤・抗男性ホルモン剤』の3種類の女性ホルモンに関わる薬を摂取していますが、男性ホルモンの数値が低いので、しばらく抗男性ホルモン剤の摂取を控えてみることになりました。

確かに私の場合、女性ホルモンを摂取し始めて1年から2年の間に生殖機能がなくなってしまいました。

つまり精子も精液も生産されなくなって、今後私の遺伝子を残すことが出来なくなっているのです。

また、女性ホルモンの摂取を続ける影響か、今後いろんな病気にかかるかもしれません。

それでも私は「女性ホルモンを摂取することの代償には何があるか?」を自分自身で調べ理解したうえで女性ホルモンの摂取を続けているので、悔いはありません。


ちなみに私が今後、性転換手術を行い戸籍を男性から女性に性別変更した後に、男性特有の病気(例えば前立腺癌等)にかかってしまったら、性別変更を行った時点で女性として扱われ、女性では発症しない病気の為、健康保険の適応は出来ないので、全額負担になります。


性同一性障害と認定されたホルモン治療を行っている人は、いろんなリスクを承認の上で、そのリスクを背負いながら今を生きてます。

だから、興味本位や趣味の延長線でのサプリメント感覚で女性ホルモンを摂取しないで欲しいと思います。



その後、長崎大学病院での診察を終えて、この日はお店を休みにしてたので、ココウォーク長崎やドン・キホーテ等で、お店で身に付けるアクセサリーや化粧品・ランジェリー等を購入。


また、思案橋をブラリとした後に、以前から親交のある思案橋のショーハウス『フェアリー妖精』に行って、ショーを観たり、オカマちゃん同士で井戸端会議をしながら、心のリフレッシュをしてきました。

私は『フェアリー妖精』のオカマちゃん達には何か通じ合えるものゆ感じ、まだ尊敬してるんですよね。

だから、お店に寄ったら必ず元気をもらって「私も、もっと頑張ろう!」ていう気になります。


みなさんも長崎の思案橋に来たらショーハウス『フェアリー妖精』に寄ってみてください。

あなたの心に響く何かを感じると思いますよ。

『放送NNNドキュメント・夫の心が女になった〜夫婦ってなんだろう〜』を安易に放送して良かったの?

日テレの3月5日午前0時55分から『NNNドキュメント・夫の心が女になった〜夫婦ってなんだろう〜』というタイトルのドキュメント番組が放送されました。


ご覧になられた人もいらっしゃると思います。

私も、たまたま日テレのスポーツ番組を見た後に、LGBTを連想させるタイトル番組が目に飛び込んできました。

その番組が『放送NNNドキュメント・夫の心が女になった〜夫婦ってなんだろう〜』でした。

もちろん最初から最後まで見入ってしまいました。


何故、私が見入ってしまったか?


私がその番組に見入っしまった理由って、私が今まで書いたLGBT関連のブログを読んでもらえば分かると思いますが、私は「今回の取材対象者に共感出来なかったから」です。


番組タイトルの中の『心が女になった』


もしも今回の番組タイトルが『夫の心は女だった』で、取材対象者が以前から「心が女性で今まで隠してた」のなら、私も取材対象者に共感を得たかもしれません。


放送された番組内容を要約すると・・・


福岡県北九州に在住で、音楽活動や、私と同じように水商売の仕事をしていて、現在は『ローズ』と名乗っている方で、本来の名前は「猛志」という人物です。

(番組内や番組ホームページで名前が公表されてますので、記載させて頂きました)


「もともと女性が好きで女性と結婚した男性が、とある音楽イベントで女装をしたら評判が良く、その後も音楽イベントでは毎回女装するようになり、自身の顔の肌に不満を感じるようになって化粧を勉強するようになったが、いつしか自身の心の中に女性であると感じ、妻に自分の心は女性である性同一性障害だとカミングアウトし、現在は常に女装して生活している」という内容です。


いっけん、私が今までブログで説明してきた『女装サンは、決して性同一性障害のMTFでは無い」という記述を否定してる内容に思えるかもしれませんが、取材対象者が日本精神神経学会のガイドラインにそった診察を行う病院にて、性同一性障害の診察を受診してるか否かの内容が一切放送されていませんので、現段階は『自称・自分自身を性同一性障害と主張する人』としか言えません。

番組内で性同一性障害の診断が有る無しかを放送していないのは、現時点で診察を受けたことが無く、自己の判断で主張されているものと思われます。

ただ取材対象者は、自分自身を性同一性障害のMTFと思い込んでいて、音楽イベント等で多少の知名度があるので、しばしば地域のLGBTに関する講演会等に講師として呼ばれています。


つまり、まだLGBT自体を理解出来ていない人達が、取材対象者のことを性同一性障害のMTF当事者に間違い無いと思い込んでいる為『取材対象者が作り上げた独自の性同一性障害像』を教わっているのです。


私は取材対象者の奥さんや、取材対象者の講演を聞いた人達が間違った知識を共有してしまったことが不憫でなりません。


また今回の放送を見た、女装してる人や女装に興味がある人が「今は心は男性なんだけど、女装を続けたら、そのうち女性の心,MTFになれるんだ!」と馬鹿げたことを言い出す人達が増えて、今以上に性同一性障害のMTFに対して歪んだ認識が広まることを心配してしまいます。


せめて、取材対象者が本当に性同一性障害のMTF当事者なのかを、ガイドラインに従った診察を受診して性同一性障害のMTFと認定を受けてから番組の取材に応じて欲しかったです。

また取材した番組担当者にも、取材対象者が本当に性同一性障害のMTF当事者なのか裏付けを取ってから放送して欲しかったです。


また一つ、世間の皆さんに間違った情報が与えられたことを残念に思います。


ちなみに取材対象者の姿を画面で見る限り、女性ホルモンの摂取と豊胸手術をし、乳房の形成を行なってました。


私は取材対象者の『ローズ』さんには悪いですが、私が以前から話してる『女装趣味がエスカレートして、後天性なのに自分自身を性同一性障害のMTFだと強く思い込んでしまった偽物』を表す、実在する人物だと認識しました。


みなさんは、今回の放送を見られて、どんな感想を抱いたでしょうか?

性別変更を取り消し⁉︎  性同一性障害を語った偽物が実在してましたよ‼︎

昨夜2月1日の夜に配信された、Yahoo!ニュースで「性別変更の取り消し、家裁が認める  医師(誤診)した」と言うタイトルの記事がありました。



Yahoo!ニュース

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20180301-00000077-asahi-soci



記事には「自身を性同一性障害と思い込み、性別適合手術=性転換手術をタイで行い、その後、性同一性障害の診断書を貰った後、性別変更の手続きが終了したが、その後の生活の中で実際は性同一性障害では無かったと分かったから、性別変更の取り消しを行なった」という内容が記されています。


また、性別変更に至るまでの経緯は、原告が性同一性障害と思い込んで精神科を受診し、タイで性転換手術を受けた後に性同一性障害の診察を受けて診断書をは発行してもらい、その後に戸籍の性別変更の手続きを終了してます。


ここで、日本精神神経学会の正規ガイドラインで診察を受けた性同一性障害の該当者なら分かると思いますが、診察から性別変更申請までの手順が明らかに間違ってるのに気付きます。

本来なら「性同一性障害の診断→性同一性障害と認定→ホルモン治療→性転換手術→性転換手術完了証明書→戸籍の性別変更申請→性別変更完了」となるのが正常なんです。



私は原告の行動に、ある疑問を感じました。


「これって、故意に正規ガイドラインとは違う手順で性別変更手続きまで済ませたんじゃないの?」


「ただ単に、今の性別で生活するのが嫌になって、別の性別が楽で生活しやすいと勘違いしてただけじゃないの?」


「ひょっとして、異性装に魅力を感じ、その思いがエスカレートして異性装と同じ性別になりたいと思っただけじゃないの?」


「自身が性同一性障害じゃないと最初から分かってて、正規ガイドラインで診察されたら性同一性障害と認定して貰えないと知ってるから、意図的に別の初診と数回の問診だけで直ぐに診断書が貰える病院で診察してもらったんじゃないの?」




私が原告の行動から導き出した答えは・・・


最初から原告自身が性同一性障害では無いと分かっていた。

でも、最初の性別での生活に不満を感じてしまい、別の性別で生活したら不満が無くなると思い込んでしまい、性転換手術と戸籍の性別変更をしようと考えた。


しかし、正規ガイドラインでの診断を受けると間違い無く性同一性障害の診断書が貰えないと分かっていて、簡単な初診・問診だけで性同一性障害の診断書を貰える病院を受診した。


同時期にタイでの性転換手術を実施した後、先に性転換手術が完了してる既成事実を作っといて性同一性障害の診断書をもらいやすくした。


その後、性同一性障害の診断書を発行してもらい、性別変更の手続きをした後に手続きが完了した。


ところが別の性別で生活してみたら厳しい世界が待ち受けていて、別の性別で生活するのが、最初の性別で生活してた時よりも不満が大きかったことに気付き、結局最初の性別に戻りたいと思った。


多少の違いがあると思いますが、たぶん上記のような理由で、性別変更の取り消しを申し込んだと思います。


ちなみに性同一性障害と診断しま医師は、正規ガイドラインでの診察を行わずに、簡単な初診と問診程度の診察しか行なっていなかった医師だと思いますので、結果、その医師は「誤診した」としか言えなかったのでしょう。

でも、このような間違った診察方法を行なってる医師は「誤診するしれない」と思っていたはずで、ひょっとしたら「適当に診察してたのがバレたか!」と思ったかもしれません。


もしも原告が、性同一性障害の診察を正規ガイドラインで病院を受診していたのなら、約1年の診察を受けているうちに「思い込み・勘違い・故意に嘘をついている」ことがバレて、性同一性障害の診察を途中で病院側から取り消され、二度と正規ガイドラインでの性同一性障害の診断書を受けられなくなり、最悪の場合は性同一性障害とは別の精神病で診察が開始されたでしょう。

何故なら、正規ガイドラインでの性同一性障害の診察は、以前の私のブログでも多少述べてますが、約1年間をかけて次のような診察や検査・テストを行うからです。


⚫︎脳のスキャン=脳障害が原因か?

⚫︎適性テスト=正確な判断が出来ているか?

⚫︎心理テスト=感情や妄想に流されやすいか?

⚫︎血液検査=遺伝子・染色体などが原因ではないか?

⚫︎嘘発見器=話してる事に嘘がないか?

⚫︎問診=幼少から現在まで継続的違和感があったか?

⚫︎その他


問診は、幼少期から現在までの身体の性別に対する違和感が変わりなく続いているのかを、ある期間毎に細かく分け、例えば小学校時代→就職時→幼少期といったようにランダムに質問され、再度小学校時代の質問をしたりしながら、性別に対する違和感や生活・家庭環境の変化、各時期毎に性別に対する違和感を再認識した物事は何だったか?を話して、最終的に話を作ってないか?話しにツジツマが会うか?を判断されます。

それも問診と次の問診の間を約1ヶ月間空けて、前回の問診で何を話したか記憶出来ないようにしています。


つまり、故意に嘘を付いたり・思い込み・勘違いしていたら、必ず『嘘・思い込み・勘違い』と分かるシステムになってるのです。



私は、原告が女装サンだったのか、それとも男装サンだったのかを知りませんが、明らかに、


『自分はMTFだと語った偽物』

もしくは

『自分はFTMだと語った偽物』


その内のどちらかひとつが、原告を表現出来る言葉だと感じさせる事例だと思いました。




みなさんは、今回のYahoo!ニュースの件を、どのように感じましたか?