ララ(中々みどり)のブログ

日常の出来事、LGBT関連の特に性同一性障害のMTFの話などを記載していくつもりです。

勘違いしないでね!女装を極めても、決してMTFにはなれませんよ‼︎

私は水商売の世界に入って3年になります。

どの職業も同じと思いますが、水商売も厳しい世界です。

いつ私自身が、お店を解雇されるかもしれませんし、ひょっとしたら、いつかお店自体が無くなるかもしれません。

その為、私自身とお店のことを多くの人に知ってもらい、将来への不安を少なくする為、複数のSNSやブログ等にて宣伝を兼ねて情報を発信してます。

その中には、もちろんInstagramも含まれてますが、そのInstagramの中に「女装・シーメール・LGBT」をキーワードにしていた人がいました。

私はその人が「化粧した自分の顔と、多分ニューハーフと思われるスタイルの良い別人の身体とを合成した、詐欺まがいの写真」を投稿しているのに気付き、その投稿に対して「この人、まんまと騙されてるよ!」って思えるコメントをしてる女装サン達に、投稿写真が合成写真であることを知らせただけなんですが、その女装サン達の中で「いかにも女装!」に見える人からのメッセージがありました。


「いろいろ勉強して極めてらっしゃるんですね?私も女装を極めたかったです」

その女装サンは、たぶん私がブログに載せてる写真と同じように、お店でドレスを着て水商売風の化粧してる写真の投稿をInstagramで見てての感想だと思います。

しかし私は以前から述べてるように、自分自身を「女装してる」とは思ってませんし、仕事やプライベート・自宅でも女性として常時生活を送っていて、たまたま水商売の仕事に従事出来るようになり、毎日仕事の為に化粧をしていたら、化粧を始めた頃より綺麗に化粧が出来るようになっただけなんですけどね。


確かに化粧の基本をネットで調べ、私の場合は顔が普通の女性よりも大変汗っかきだった為、基本だけでは直ぐに化粧が落ちてしまうので、自分でアレンジしたやり方を、いろいろ試して現在の私オリジナルの化粧方法になってます。

ちなみに夕方の出勤前に化粧を済ませても、多少汗をかいても明け方の帰宅するまで、数回「フェイスパウダー」で軽く化粧直しをするぐらいで、ほとんど化粧が落ちてない状態にキープ出来るようになりました。


つまり、普通の『女性』が普通に化粧し、不満がある場合は改善方法を探して試してるのと同じ事をしているだけで、決して『女装を極めた人』じゃないんですよね。


そもそも女装は「心が男性」である以上、たとえ『女装を極めた人』でも、やっぱり『女装』であることには変わりありません。

ただ化粧やファッションが女性ぽくなっただけ。

それに『女装を極めた』とか、私は一度も考えたこともないので、女装サンと私達MTFの考え方の違いがハッキリと認識出来ます。


ネット上では、たまに「私は性同一性障害のMTFで、性転換手術をしたけど、今は間違ってたと気付いて後悔してます」や「性転換手術して女性になったけど・やっぱり男性に戻ります」みたいな意味合いの記事やコメント、更には「性転換手術した元男性が自殺」みたいな記事を目にすることがあります。

たぶん本人は元々女装サンで、ただ女装しただけでは満足出来ず、女性ホルモンを摂取し、女性的な身体に近づき「女性になれる」と思い込み、最終的に自分のことをMTFだったと勘違いを起こして性転換手術を受けた人達だと思います。

ひょっとしたら、ただ単に女装趣味だったけど、男性として仕事やプライベートの生活を送ることに嫌気がさして、「女性って男性より楽だよね、私も女性になろう」とか「仕事や人間関係で、もう男性として生きたくないから、女性として残りの人生をやり直そう」いうような、安易な考えから性転換手術に至ったのかもしれません。

また、性転換手術する時に必要な性同一性障害の診断書を安易に発行した病院側にも責任があると思います。

以前のブログに記述してるように、短期間で性同一性障害の診断書を交付する病院で充分な性同一性障害の診察を行わず、結果として病院側が本人の『心は男性』という真実を見抜けなかったのでしょう。

その状態のままで性転換手術して、実際に女性として生活してみると、女性としての生活が考えていた理想と、現実があまりにも違い過ぎて、女性として生きていくことが、いかに大変で楽ではなかったことに気付き、性転換手術を行なったことに対しての後悔している結果でしょう。


要は、性転換手術を受けた女装サンの心が『心は男性』から『心は女性』に変わったわけではなく、ヤッパリ『心は男性』だったのです。


でも、それは当たり前のことで仕方がありません。

MTFは女性と同じように、この世に生まれた時から『心が女性』で過ごし、今まで一度も自分の心に『男性』と感じたこともなく、代わりに色んな女性の言葉や考え・行動に対して「私も彼女の考えに賛成」とか「私なら〇〇って言う」や「私なら〇〇する」というように、常に『私の心は女性』であることを意識し、女性を自分自身に置き換えて考えてきた結果で、女性自身が仕事や生活していくことが、決して楽ではないことも最初から理解しているから、性転換手術後も女性として生きていくのに悔いは感じないのです。


しかし女装サンは「自分の心が女性である」と思い込むまでは『心は男性』と感じてたはずなので、女性が生を受け成長していく間に、どのように物事を考え行動していたのかを知ることが出来ず、たとえ女性ホルモンの摂取や豊胸・整形手術性転換手術を受け「顔も身体も女性」の見た目になっても、女性との考え方や行動に差があり過ぎるのに気付き、その結果『性転換手術したことへの後悔』という形になってしまいます。

もちろん女性と考え方が違うので、女性達と意見が合わないことが多く、最悪の場合には女性達に嫌われ避けられる結果になるでしょう。

まさに『理想と現実は違う』という言葉の意味を実感することになるのです。

実際、私が一緒に仕事したことのある、「最初はゲイから始まって、その後に女装することを覚えて、今は心も女性になった」と言ってた同僚達も、私や女性のお客さん・仕事で関係してる女性等と考え方が違うため、女性の人達とよくトラブルを起こしてました。

ある時「女性客がこんな接客を見たら、絶対に引いて嫌がられるよ!」といえる接客を、平気な顔をして女性客の目の前で行いった時に「女性客のことを全く考えてないよね?  本当は女性が嫌がることなんて、全然理解出来てないでしょう?」と言いたくなり、仕事の終わりに指摘したら「あの接客で女性のお客さん楽しんでたから良いじゃん」と逆ギレされたこともあります。

実際は「もう二度とアナタがいる限り、ここのお店に来ない」と分かる顔をしてお店を出られる女性のお客さんが殆どで、やはり二度と来なくなっちゃったのが現実でした。

ただ、この事例は「ヤッパリ女装の人には、女性の本当の気持ちが分かっていないじゃん!  心は女性と言うのは嘘だよね?」と言える出来事の、ほんの一例なんです。


最後に女装サンに質問です。

「あなたは、女性達から嫌われ除け者にされても、女性として生きていける自信がありますか?」

「あなたは今後、歳を取って老いていく自分の顔や身体に我慢が出来ますか?」

「歳を取って、お世辞にも綺麗とは言えない姿になって、誰も見向きもしなくなっても、女性として生涯を終える自信がありますか?」


ちなみに私は、どんな姿になろうとも女性として一生を終える自信があります。

『女装』という言葉が表す意味とは?

以前から言ってますように、私は性同一性障害のMTFですので、MTF関連の話を主体にして記事を掲載してます。

ただMTF以外の性同一性障害については、全てを把握してるわけではありませんので、FTM・MTX・FTXそれぞれの当事者が自身の意見を記事にして欲しいと思ってます。


さて、今回のタイトルにある『女装』という言葉について話したいと思います。


あるSNSサイトで、私が「女装してて、女性ホルモンを摂取してる」と言ってる人とやり取りしたことが最近あったんですが、本人いわく「はっきり覚えて無いけど、小学生になってから、女性みたいな外見になりたいと思いました。男性器にはさほど違和感を感じてませんので、性転換手術をしようとは望んでません」ということでした。

私はその人を「たぶん、いかにも男性!って象徴するような身体つきが嫌で、女性の容姿に憧れを感じてる人か、ひょっとしたら性同一性障害のMTX(身体が男性で、自分自身の性別が曖昧で分からない人)かもしれない人」と思いました。

ただ本人に「自分自身を性同一性障害だと思う?」と尋ねてたら「性転換手術を望んでないので性同一性障害とは違うと思います」との返答。

その後に「私はLGBTに関する記事をブログにしてるから読んでみて?」と私のブログを推めると、私のブログのタイトルだけ読んだみたいで「私は性同一性障害の方々が女装を変態扱いしたり偽物扱いしたりするのは苦手なんです」と直ぐに返答がきました。

私は相手が「女性の容姿に憧れてる女装サンで個人の判断で女性ホルモンを摂取してるが、性同一性障害ではない」と感じました。

たぶん私のブログのタイトルで、私がその人自身と女装してる全ての人を軽蔑し、変態とかMTFの偽物と侮辱してると勘違いしたみたいです。


私は趣味の範囲で『女装』を楽しんでる人には軽蔑するつもりもありませんし、かえって「頑張ってね」と言ってます。

ただ、度を過ぎた淫乱行為や迷惑行為をしてる女装サンが嫌いなだけなんですけどね。


その後に相手から以下のような返答がありました。

「女装と性同一性障害はハッキリ区別できないと思います」

「区別できるというのは医学的知識がないからではないかと思います」

ちなみに私のブログのタイトル『MTFを語った偽物』に対するコメントの中にも別の人で「トランスジェンダーは精神疾患では無いので本物も偽物もないんですよ」 

と言ってきた人がいます。

その人も「MTFと女装は区別出来ないから、女装サンにもMTFがいるんだよ」と言いたかったのでしょう。


では、本当に『女装』と性同一性障害のMTFをハッキリ区別ができないのでしょうか?


そもそも『女装』という言葉の意味は何でしょうか?


日本人なら『女装』の本来の意味が何であるか分かりますよね?

『女装』とは、男性が女性用の衣服やアクセサリー等を身に付けて、外見上で女性の姿になることです。

つまり『女性のモノマネ』をしてる男性と言っても良いでしょう。


女装する理由は色々あり、その中の主な理由は

「単なる興味本位で女装してみたらハマってしまって、女装が趣味になった」

「元々、変身願望があり、女性用の衣服が好きで女装してみたら満足出来た」

「男性が好きで、女装したら自分を好きになってくれそうだから」

「仕事で女装しないといけないから」

「女性が好きだけど、女性と親しくなりたくて女装してる」

「自分の心の性別が曖昧で、女装してみたら満足出来たから」

などです。


たぶん「性同一性障害のMTFも女装じゃないの?」と上記で述べた人と同じような意見の方もいらっしゃると思いますが、MTFは『身体は男性だけど、心は女性』なので女性用の衣服やアクセサリー等を身に付けることが、本来の自分の姿だと認識している為、MTFの誰もが自分自身の容姿を女装と思っていません。

ちなみにWikipediaの『女装』で調べても、性同一性障害のMTFの場合は、女性用の衣服等が本来の装いなので『女装ではない』と明記されてます。


では、みなさんは次の質問に何と答えますか?

「女性が自分自身の衣服やアクセサリー等を身に付けた姿を、女装してるって聞いたことありますか?」

「女性が自分自身を女装してるって、生まれて1度も聞いたこと無いですよね?」


私は女性自身が「私、今日は女装してるの」って言葉を、長い人生の間で1度も聞いたことがありません。

みなさんも同じだと思います。

もしも女性に対して「今日は女装してるんだね」って言葉を投げかけでもしたら「あなた何言ってんの?  女性が女性用の衣服着るの当たり前でしょ?  頭おかしいんじゃないの?」みたいな内容の言葉が間違いなく変えってくるに違いありません。

だって女性は『身体が女性で、心も女性』なんですから。

その女性と同じ『心は女性』と認識してるはずのMTF当事者が「私は女装してるの」って自ら言うはずがありません。

、もしも自分自身をMTFと名乗りながらも「私は女装してるの」と言てる人がいたなら、明らかにMTFとは違う「MTFと自分自身を勘違いや思い込んでる女装サン」もしくは「故意に嘘をついてる女装サン」と言うことになります。


『女装』と言う言葉には「男性だよ」という言葉も必ず浮かんできます。

つまり『女装』と言う言葉を、自分自身のことを表す表現に使ってる人は「本当は心も男性なんだけどね」と心では分かってるに違いないのです。


「女装してる性同一性障害のMTFです」と言ってる女装サン。

『女装』と言う言葉を使ってる以上、あなたはMTFでは無く、あくまで『女装』なんです。


みなさんは、どう思いますか?

「ちょっとそこのアナタ! 女装サンだとバレてますよ‼︎」

ネットで、よく「女性に見られます」や「女装だとバレたことありません」って言ってる女装サンの話を目にします。

確かに見ようによっては女性に見えるぐらいに変身してる女装サンもいます。


でも勘違いしちゃ駄目ですよ〜!

「見た目が女性に見えるだけなんですよ‼︎」


実際は女性や私達ニューハーフとかに、女装サンだとバレてるんですよ。

ただ見かけた女性の人が「あなたは女装サンでしょ?」って指摘しないから勘違いしてるだけなんですよね。

単に女装してるだけだと分かり、女性や私達ニューハーフに危害が及ばなければ、女装サンのことを無視して見逃してるだけなんです。


「でも、何で女装してると分かるの?」


確かに体型は肌の露出を極力少なくすれば、胸には詰め物、衣服は体型の分かりにくい服にし、喉仏を何かで隠したら、体型だけでは分からなくなります。

でも、顔や髪は隠しようがありません。


まず、ウィッグ(カツラ)でバレます。

女性がウィッグを被る理由の多くに「髪の毛が薄くなってきて、その薄くなったところが恥ずかしくて隠したいから」という理由があります。

女性の薄毛の原因は、閉経にともなって女性ホルモンの分泌量が減り、全体的なホルモンバランスが崩れ、それが原因で抜け毛が増えるからですが、あくまで全体的に髪の量が少なくなってくるだけで、決して禿げてきた訳ではありません。

その為、女性が使用するウィッグの殆どが、髪の毛が薄くなって頭皮が目立ってきたところをカバーする部分ウィッグが主流なんです。

また女性用のウィッグの殆どが、自分自身の髪と一体化して見えるように、質の良い素材を使ってるので高額になります。


女装サンの使ってるウィッグの殆どが、予算の都合もあるでしょうが、だいたいが1万円前後の安い素材を使用してるみたいで本物の髪と比較しても自然な髪の艶と全く違う色艶なので、見ただけでウィッグだと直ぐ分かるんです。

おまけに自身の髪を全て覆うタイプのウィッグですから、自分の髪なら見えるはずの、ある部分が隠れてしまい不自然過ぎて、直ぐにウィッグと分かります。

また女性の髪の色も人それぞれで、最近では髪を染めたりブリーチをかけたりしてる人も多いので、必ずと言っても良いほど髪の色にムラが出来てます。

でも女装サンのウィッグは、髪の根本から全て同じ色になってるのが殆どです。

まさに違和感ありまくりなんですよね。


あと、メイクに対する考え方が女性と女装サンとは全く違うので、メイクだけでも女装サンだと分かります。

だって、女性がメイクする理由は決して「女性に見えるように」ではないのですから。


またマスクをしてる女装サンがいますが、たぶん髭の剃り跡などを隠しきれないから・上手にメイク出来ないからが理由だと思います。

原因は、女性と男性とでは顔の骨格が全体的に微妙に違うからで、たとえマスクで顔の下半分隠しても、顔全体から違和感を感じます。


そして女性と女装サンの最大の違いが、無意識な時の歩き方や立ち振る舞い・仕草や姿勢です。

女性は故意に『女性らしさ』などを意識してアピールしたい時以外は、無意識で行動してます。

でも女性って無意識に動いてても「やっぱり女性だなぁ」と分かる仕草をしてます。

たとえ、性格が男性みたいと言われたり、見た目が男性みたいな女性でも自然と『女性らしさ』が出てるのです。


でも、女装サンの場合は「男性とバレず、女性に見えるように」と意識して行動する為、大げさな行動をする傾向があります。

また女装サンの場合、無意識の時って、ヤッパリ男性丸出しなんです。

なので、たとえ上手に女性に間違えられるような仕草や行動を心掛けていたとしても、必ず無意識になる時があり「女装サンだ!」と周りにいる女性にはバレているんです。


今までの文章を読まれた女装サンがいたら、その中には「女性にしか見えないと言われるよ!」とか「女装だとバレたことなんて、1度も無いよ!」って思った女装サンもいると思いますが、それはあくまで『見た目』であって、決して『女性そのもの』ではないんです。

『女性のモノマネ』をしてるだけなんです。


ニュースやネットで報道される事件の中に「女装した男性が女湯に侵入し逮捕」や「女装した男性が女子トイレに侵入し逮捕」などの記事を見かけることがありますが、これらが正しく女装サンが『女性のモノマネ』でしかないと分かる事例です。

もし女装サンが「女性にしか見えない!」のであれば、決して逮捕されることなど無いはずですが、実際は、その時に居合わせた女性から「あなたは女装だよね?」と

正体がバレて逮捕されてます。

でも捕まった女装サン本人は「決して女装してるってバレないだろう」と思っていたに違いありません。

逮捕されるのを覚悟の上で、このような犯罪行為に走る人って、まず居ませんから。

それでも『女装してる男性』とバレて逮捕されてるのが現実で、女装サンが『女性のモノマネ』をしてるだけなのを表す事例のひとつなのです。


それでは『女性のモノマネ』から『女性そのもの』になるように訓練したら会得出来るんでしょうか?

まず無理でしょう。

何故なら、女性と女装サンでは大きな違いがあるからです。


それは『女装サンの心が男性』だからです。

これはMTF当事者と女装サンとの違いでも言えることで、女装サンが仮に女性ホルモンの摂取や豊胸・整形手術したとしても『心が男性』である以上、無意識の時の『女性らしさ』を感じることが出来ません。

無意識の時には『自分自身の本当の姿』が現れるのですから仕方ありません。


ただ、私達ニューハーフや女性の人が女装サンを見かけたとしても、女装サンが常識外れな行動や人に迷惑をかけるようなことをしてなければ、私達からは「あなたは女装サンだよね?」と指摘することはありません。

女性の人は、女装サンを見かけても、関わりたくないのが本音で、無視してるのが現実です。


「ちょっとそこのアナタ!  女装サンだとバレてますよ‼︎」